最近、収集してるリチウムイオン電池の数が増えてきたので、充電器を作りました。
これ↓
コントロールICとして『MCP73864』を使っているので、2個直列充電で最大充電電流が1.2Aとなっています。
1個だけで充電したければ、『MCP73861/3』とか使えばいいんじゃないかと思います。
最近、店頭でも並んできているので。
さて、回路はデータシートに日本語で丁寧に書いてくれているので余裕でした。
充電電流を可変にしたかったので、7pinのPROGに半固定抵抗をつけてみました。
そして、今回は回路パターン基板をきっちり作ってみることに!
EAGLEでさくっと作ります。
左図の画像サイズは2倍。
若干ビア周りのパターンが小さくなってしまった。。。
が、そんなことは気にせず印刷。
これをインクジェットプリンタで印刷するわけですが、回路パターンが濃くならずちょっと苦労しました。
結局、印刷設定をOHPか膨潤紙か高品位専用紙にするのが良いらしい。それでもまだ透けていたので結局3枚印刷して、重ねました↓。
ちょっと工夫したところ
とりあえず、2枚重ねて目視でパターンをきっちり合わせて机の上で固定。
4隅を1ヶ所ずつ液体のりで貼り付けて押さえつける。
3枚目も目視であわせて以下同様。
この作業で、かなりパターンが濃くなります。
露光するときにのりの部分が若干浮きますが、上からアクリル板かガラス板で押さえると問題なしです。
このような行程を経て↓のような基板ができました。
あとは酸化防止用にフラックスを塗ってビアの穴を空けて↑、
ICとかチップ抵抗をつけてカンセー!
これで、携帯の充電器が無くなってもLi-ion電池を直接充電できます。
そんな人見たこと無いが。。。